今朝は朝からなにかおかしい。
先日きた雛小屋の回りをネズミがちょろちょろ。
こんな明るい時間なのに。
ネズミは雛を襲う天敵です。
ネズミが逃げ込んだ板をはぐるとネズミが固まっていて、ぎゃ〜びっくり。
なんだなんだ?
地震のまえぶれか?
しばらくすると番犬たろくん何かを捕まえたらしく物音が。のぞくと.....。
巨大アオダイショウを捕まえ振り回すたろくんがおりました。
ぎゃ〜
しかし、しかし奴を助けねば。
やつとはこの場合たろではなくアオダイショウの事です。
巨大アオダイショウの彼(彼女)は鶏舎に時々現れ産卵箱に侵入。産卵箱に手を突っ込んだら中にいらっしゃって「ぎゃ〜」と叫んだこともあります。
またある時は鶏舎の隅を大きなお腹でずるっずるっと移動する姿を見る事もあります。
どのくらい大きいのか。おそらく体長はかる〜く一メートルを超え、胴回は親指と人指し指輪を作ったぐらいでしょうか?
しかし、たまに卵を盗ろうと大事な一員なんです。
彼(彼女)は別名ねずみとりと呼ばれるぐらいで、ネズミを補食してくれます。倉庫のネズミは番猫が、鶏舎周りのネズミは番犬達が取ってくれますが、鶏舎床の下などネズミの巣穴に入っていける彼(彼女)は大変有益なのです。
しかし、決死の思いで近づくもののたろが振り回すのでかなり怖い。私の方に振り回すな〜と叫びながらたろの首輪を捕まえアオダイショウを放させると、彼(彼女)はネズミの穴へと消えて行きました。
やれやれ。
おそらく彼(彼女)が巣穴に侵入したせいでネズミが巣穴から出てうろうろしていたんですね。
ひよこを狙うネズミ、ネズミを狙うアオダイショウ、アオダイショウを狙う番犬たろ。
たろからアオダイショウを守る人間。
動物がいると毎日事件が起こりますね〜。