久々の稲とカモの様子です。
カモは大きくなりキレイな飾り羽が生えて来ました。
稲も立派になりました。
この時期、周りの田んぼでは田植えの時に入れた元肥が切れ、葉の色が少し薄くなり出します。そして出穂に備え穂肥えをし始めます。
そんななか青々とした葉がなびいているのがカモ田。アイガモ農法の場合(うちの場合ですが)元肥は基本的に0。そのため田植え直後は苗もなかなか大きくなりません。その分しっかり苗は肥料を求めてしっかり根をのばします。苗と一緒にカモが大きくなると、段々カモの糞の量も増えていきます。
毎日食べる餌や、虫、草はカモの体を通して肥料となり、カモの体が大人のサイズになったこの時期、肥料(糞)の量はピークを迎えます。そのため周りの田んぼの葉色が落ちる頃カモ田は濃い緑色になり、最初は遅れ気味だった稲も周りと遜色ないくらい立派になります。だからこの時期の追肥は必要なし。今後穂が出始めたらカモをは田んぼから上げ、その後は自然と肥料が減るという塩梅です。よくできてます。
もう少ししたら稲の茎の中に穂が出来はじめる穂ばらみ期を迎えます。
カモの声を聴きながら穂の赤ちゃんが育ちます。
なかなか梅雨明けしません。スカッとした青空が恋しくなってきました。